アンダーニンジャの映画はおもしろいの?予想・考察

 2025年1月24日から『アンダーニンジャ』の実写映画が公開されます。アニメや漫画の実写化はたびたび「つまらない」や「面白くない」と言われていますが、面白くなるのか・つまらなくなるのかを予想・考察していこうと思います。

1.アンダーニンジャとは

 花沢健吾氏により描かれた漫画で、『太平洋戦争後、GHQによって忍者組織NINは解体され、紛争やテロの時代になり、一般には忍者は消滅したと思われているが、実際はあらゆる組織に忍者が潜伏し、暗躍しているという現代が舞台である。本作の主人公である雲隠九郎は忍者ではあるものの末端であり、ニート同然の生活を送っていた。ある日、NINから最新鋭の装備とともに談講高校への潜入依頼を受け、行動していく…。』というあらすじです。

 私たちの生きる日常生活の中にもしかしたら、本当に忍者がいるのではないかと思わせてくれる作品です。特に見ごたえのあるキャラクター同士の戦闘アクションと、ところどころに差し込まれるコメディー要素がクスッと笑える要素があり、どんどんアンダーニンジャの世界の魅力にはまっていきます。

 今なら無料でよむことができるので、気になる方ぜひ下のリンクから読んでみてください。

『アンダーニンジャ』 【無料公開中】 | ヤンマガWeb

2.アンダーニンジャの実写化はおもしろくなるの?予想・考察

 アニメや漫画を実写化するとつまらなくるという意見をよく聞きますが、個人的に「アンダーニンジャ」に関しては「面白くなる」のではないかと考えます。

舞台設定が現代であること

 舞台設定が現実とかけ離れていればいるほど、その世界観を作りこむ必要があります。特に原作を知っている人がみると、少しの違いだけでも気になり物語に集中できなくなってしまいます。その点、アンダーニンジャの舞台は現代日本であるため、作品の世界と実写化した時の違和感が生まれにくく、原作を知っている人でも受け入れやすくなります。また、視聴者自身が暮らしている現実に近いため、原作を見たことのない人でもアンダーニンジャの世界を想像しやすいので、自然と物語やキャラに感情移入できるようになるからです。

主要なキャラクターの多くが大人や年齢不詳であること

 舞台の大半が高校であるため、どうしてもキャラクターの見た目が高校生ぐらいに見えないと「高校生のコスプレ感」がでてしまう。ただ、主人公の雲隠九朗をはじめ、仲間である日比 奇跡(ひび みらくる)や鈴木なども忍者であり、実年齢はそれそれ20歳以上です。雲隠九郎役の山崎賢人さんは30歳、鈴木役の白石麻衣さんは32歳などのように出演するキャストの方々も当然、20以上の方々であるため仮にそれぞれの俳優さんの年齢を知っていてもあまり違和感なくみれるのではないでしょうか。

 原作でも九朗は見た目から完全に高校生ではないですね…

アクション作品であること(ネタバレの内容あり)

 アクションが多い作品であるため、戦闘シーンが映えるため見ごたえがあると思います。特に刀同士の戦いは映像的にも映えますし、作品の中でもたびたび登場します。

 中でも個人的におすすめなのが、九朗とともに講談高校に潜入している忍びの1人である蜂谷 紫音(はちや しおん)と講談高校を襲撃した猿田との戦いである。補足できれば一発で倒せる武器を持った蜂谷と、完全な透明化のできる猿田たちは、刀での打ち合いだけでなく、補足する・されないための心理戦が同時に起こっている。アニメ版でみても息をのむような戦いでだったが、実写となりアクションの迫力が追加され、ますます緊張感高まるシーンになっていると思うのでぜひ見てみてください。

監督が福田雄一氏

 勇者ヨシヒコや「銀魂」・「斉木楠雄の災難」の実写化の時も担当した福田雄一氏が今回、監督を務めています。監督自ら公言しているように福田雄一氏は「笑い」を追求しています。そのため、アンダーニンジャのコメディー要素はプライドを持って面白くしてもらえると思います。本作は「クスッと笑える」シュールコメディーも魅力の1つです。福田監督がこの要素をいかに残したまま作品を作ってくれるのか、それとももう少しげらげら笑える方向にもっていくのかは見てからのお楽しみになるでしょうが、個人的にはシュールコメディー要素は強めに残してもらいたいなと思っています。

福田雄一氏が追求する“笑い”とは?「僕はサブカルではなくメインストリーム」 | ORICON NEWS

3.まとめ

 今回はまもなく「アンダーニンジャ」の実写映画が上映されるということで、面白くなるのかどうかということを簡単ではありますが、予想・考察しました。個人的にはシュールコメディーの部分はしっかり残したまま、かっこいいアクションが見れることに期待したいです。

コメント

タイトルとURLをコピーしました